当院は阪神電車大物駅前の(旧)兵庫県立尼崎病院の跡地に、リハビリテーション医療を提供し地域医療を支える病院として2016年に設立されました。「住み慣れた地でいつまでも自分らしく生き活きと」を理念に、患者さんに対する切れ目のない医療・介護サービスの提供に努めてきました。
脳血管障害や骨折などの急性期治療を終えた患者さんが集中的なリハビリテーションを行う回復期リハビリテーション病棟、急性期治療後の社会復帰支援を行ったり軽症の救急患者さんを受け入れたりする地域包括ケア病棟、神経難病や肢体不自由などの患者さんが療養できる障がい者病棟を入院機能として有しています。これらの入院患者さんに不可欠なリハビリテーション医療には特に力を入れており、職員が院内外で活発に活動しています。
外来診療については、かかりつけ機能の充実、軽症救急患者さんの受け入れなど、地域に密着した活動を拡充しています。リハビリテーション医療は外来においても注力しており、退院患者さんに対する通院リハビリテーションと自宅への訪問でのリハビリテーション、循環器疾患に対する心臓リハビリテーションにも積極的に取り組んでいます。これらの活動に加え、2022年度からは愛仁会千船病院で出産された尼崎在住の方の産後健診と乳児健診を開始しました。
最近は「機能回復訓練」の意味で使われることが多いリハビリテーションという言葉ですが、その語源には「本来あるべき状態への回復」・「権利・名誉・尊厳の回復」などの意味があります。私たちはその本来の意味に立ち返り、人に寄り添う患者さん中心の医療をリハビリテーション病院として提供し、地域医療に貢献していきたいと考えています。
尼崎だいもつ病院
院長 稲本 真也
診療科・資格
診療科 |
循環器内科 |
認定資格 |
日本内科学会総合内科専門医
日本循環器学会認定循環器専門医
日本感染症学会認定感染症専門医 |